かたつむりの飼育
「かたつむり」の飼育方法は全体的には、そんなに難しいものではありません。ただ、実際に「かたつむり」飼育してみた個人的な感想は、産卵のときの扱い方が、よく分かりませんでした。また「かたつむり」の飼育環境作りに一番苦労するのは、温度調節だろうと思います。では早速、「かたつむり」の育て方を見ていきましょう。「かたつむり」について
日本には、500種以上もの「カタツムリ」がいると言われています。木の上に住むもの、地上に住むもの、また、ごく稀ですが肉食やカビしか食べないものなど実に様々です。そうなると当然、「かたつむり」の種類に合わせた飼い方をする必要があります。 とはいえ、草食の「かたつむり」は飼育の方法に大きな差があるわけではないので、ここでは基本的な飼育方法を紹介します。
「かたつむり」の飼育に必要なもの
■巣箱
プラスチックの飼育ケースが一番いいとは思いますが、そのほか、耐水性で丈夫な、フタを閉められる透明な容器なら何でも大丈夫ですよ。春と夏は1週間に1回は巣箱を水洗いして、清潔に保ちましょう。巣箱の中に入れるものとしては、小枝や石など、「かたつむり」が登れるものを入れてあげましょう。濡らした新聞紙などを敷いて、巣箱の底はいつも湿らせておくことをおすすめします。
■エサ
「かたつむり」は野菜が主食です。キャベツや人参、白菜、きゅうりなどを食べます。特に白菜は好物のようで、気付いたら食べる部分がほとんど残っていないくらい穴だらけだということもよくありますよ。それから、忘れてはいけないのが、卵の殻やコンクリート。これは、「かたつむり」がカルシウムを取るために必要です。「かたつむり」はコンクリートまで食べるなんて、驚きですね。
冬眠
次に冬場の過ごし方ですが、「かたつむり」は冬眠します。殻の奥に引っ込んで、殻の口の部分に膜を張り、じっと動きません。冬眠の時期になったら、飼育ケースに枯葉や湿った土などを入れて、そっとしておきましょう。3〜4月頃に、またエサをやり始めて下さい。 ですが、家の中で飼育している場合は、暖房などで暖かいせいもあって、冬眠をしないことも多いようです。
産卵
続いて産卵。「かたつむり」は雄と雌の区別がありませんが、1匹だけでは卵を産むことはできません。冬眠明け、1ヶ月後くらいには産卵します。時期が近づいたら飼育ケースの中に湿った土を入れた容器を置きましょう。「かたつむり」は、そこに卵を産み付けます。 確実に1度に10個以上は産みます。卵も乾燥には弱いのですが、あまり大量に水を与え過ぎるのも良くありません。産卵してから2〜3週間で、ふ化するようです。うちで飼っていた「かたつむり」は産卵はしたものの、ふ化までこぎつくことは出来ませんでした(泣)
その他の注意点
「かたつむり」の飼育ケースは、直射日光の当たらない涼しい場所に置きましょう。あとは乾燥しないように時々、霧吹きで水をかけて下さいね。もし「かたつむり」が殻の口に膜を張って閉じこもったら、湿気が足りないというサインです。でも水でびしょ濡れにはしないように気をつけて下さい。「かたつむり」は貝のくせに溺れるんです…。その他、これは「かたつむり」に限ったことではないですが、「かたつむり」に触った後はよく手を洗いましょう。 どこにでもいる「かたつむり」は小学生などの理科の観察などにも最適だと思います。大きくなっていく過程を見ていると面白いですよ。小さな「かたつむり」でも快適な環境を作ってあげれば、結構長生きします。