風車
オランダをイメージさせる風車、「ふうしゃ」または「かざぐるま」と読みます。古くから自然の恵みと言える風の力を利用して製粉や揚水に利用しているもので、オランダでは主に観光用のものとしても用いられています。風車と言うと一般的にはプロペラ型のものを想像しますが、それとは大分かけ離れた縦型の風車も都市部などで見られます。風車の歴史
風力や水力と言った自然の動力を使う方法は古くから存在しており、特に風力は船の動力などとしても利用度が高いものでした。風車自体の起源は正確に分かっておらず、紀元前1000年前後に製粉用の風車が作られた記録が残っています。 十字軍によってヨーロッパからイスラムへ伝わり、14世紀以降になるとヨーロッパ平原において重要な動力源として重宝される様になります。製粉用であった風車は1430年台になると排水用のものがオランダで登場し始めます。 最盛期にはヨーロッパ全体で8000台もの風車が存在していたと言われています。18世紀には蒸気機関も開発され、それに伴って風車も改良されます。しかし、風車の弱点である風の有無で左右される事と回転動力を遠くには伝えられないという欠点がある為、蒸気機関の発達と共にその数は次第に減少していきました。更に突風によって風車のガラスが割れたり、摩擦によって炎上する事で数の減少に拍車は掛かる一方でした。 そこで風車は消えるのかと思われましたが、風車を愛するオランダ国民によって風車が修復され、オランダでは現在の様に多数の風車が維持されているのです。風車本来の役割を終えたものは、オランダだけでなく日本のハウステンボスで使用されています。また、最近では風力発電が可能な風車も多く取り入れられている傾向が見られます。
風車の種類
一言で風車と言っても様々な種類が存在しており、代表的なものに次の様なものが挙げられます。
■オランダ風車
一般的に、皆さんが風車と言われて連想するタイプのものです。羽の部分に帆をはられており、ゆっくりと回る風車で揚水や粉引きに利用されます。
■セイルウィング形風車
地中海のクレタ島の辺りで多く見られるタイプ、三角帆が特徴。
■プロペラ型風車
その名の通り、飛行機と同じ様なプロペラを使用したもの。非常に高速で回転するもので、大型の風力発電による使用で多く見られる風車です。
■S型風車
現存するもので最も古いタイプの風車、風の抵抗を受ける事で回転する仕組み。
■ジャイロミル型風車
飛行機の羽と同じ断面を持ったもの、どの方向からも風を受けられると言う点ではプロペラ式よりも優れていると言えます。ですが、振動的に困難な事から現在は大型機に使用されていません。
風車言語
風車によって言葉を伝える方法があり、羽根の止め方によって故障や休止、戦争時には見方への情報伝達などに使用されていたのです。現在は殆ど使われていない模様。
風車の作り方
アルミ缶を使った風車です、ちょっとした工作や自由研究に如何でしょうか。
- アルミ缶
- 針金ハンガー
- ハサミとカッター
- ストロー
- フィルムケース
- 両面テープ
- キリ
- フィルムケースの底に、キリやハサミでストローが通る位の穴を開けます。
- アルミ缶の口側を1〜2cm切り落とします。
- 缶に8つほど切り込みを入れて開き、羽根の様な形にしましょう。
- 羽根状になったら裏返しにし、缶底に穴を開けます。
- こちらもストローが通る位の大きさに広げます、怪我をしない様にハサミで羽根を丸くします。
- 羽根を斜め45度位に折り曲げます、こうしないと風が吹いても回りません。
- 缶底から中央部分から少し離れた位置に2枚両面テープを張り、しっかりとフィルムケースを貼り付けます。
- そこにストローを通し、ストローの前後1〜2cmだけ残して切り落とします。
- フィルムケースの部分が前になる様に、針金ハンガーを伸ばした台に取り付けましょう。
- 風を受けて、カラカラと回る様なら完成です。
風車の作り方
【必要なもの】
【手順】