地鎮祭

「地鎮祭」は家をたてる際に行う行事です。地鎮祭の読み方は「じちんさい」「じまつり」といわれますが、正しい読み方は「とこしずめのまつり」と読みます。これから家を建てる方、建築を検討中の方に地鎮祭のやり方をご紹介しましょう!


地鎮祭は、古くは西暦690年頃に始まり、以来、土木・建築には重要なお祭りとされてきました。日本には八百万(やおよろず)の神さまがいて、土地を所有していたといわれています。地鎮祭は建築を行う際、その土地の守護神に無事完成を祈願する大切なお祭りです。

地鎮祭の準備について

地鎮祭を行うための準備ですが、多くの場合、用意するものは玉串料(約3万5000円)、 塩、米(どちらも茶碗1杯くらい)です。私(筆者)の場合、家を建てたハウスメーカーにおまかせの「手ぶら出席」で、しかも休みの都合で仏滅でした(汗)。

■地鎮祭に必要なもの(建て主側が用意するもの)

  • お供(そな)え
  • お米(2合くらい)、 おさけ(1本)、塩(小皿1盛りくらい)、魚(お頭付)、野菜(3,4種類くらい)、果物(3、4種類くらい)、そのほか昆布、するめなどの乾き物です。

  • 笹竹
  • 3メートルくらいのもの4本(神社で用意できますが有料)

  • 注連縄(しめなわ)
  • 8メートルくらいの縄、荒縄でいいです。

  • 川砂
  • バケツ2杯くらい(神社で用意できますが有料)

※地鎮祭に使うお供えなども神社で用意できますが有料になります。

■地鎮祭に必要なもの(神社側が用意するもの)

    祭壇(さいだん)

  • 祭器具一式
  • ヒロモギ
  • 玉串
  • スコップ

ハウスメーカーなどではすべて用意されていて手ぶらでもいいところもありますので、実際に地鎮祭を行う前に確認したほうがよいでしょう。

■地鎮祭の祭壇の位置

祭壇の位置は南向きか東向きとします。北はさけましょう。 神座は太陽に向かっていなければなりません。

地鎮祭の式次第について

■地鎮祭式次第

  1. 修祓(しゅばつ)の儀・・・参列者の心身を祓い清め、神に近づく行事です。
  2. 降神(こうしん)の儀・・・祓い清めた祭壇に神を迎える行事です。
  3. 献餞(けんせん)の儀・・・神餞を供える儀式です。
  4. 祝詞奏上(のりとそうじょう)の儀・・・建物を建てることを神に報告し工事の安全を祈ります。
  5. 切麻参米(きよめはらい)の儀・・・土地のお払いをして清める行事です。
  6. 鍬入(くわいれ)の儀・・・刈入(設計者)穿初(施主)鋤入(建設業者)で鍬入れを行います。
  7. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀・・・玉串を捧げて拝礼します。
  8. 撤餞(てせん)の儀・・・神主が神前に進み神餞を捧げます。
  9. 昇神(しょうしん)の儀・・・降神の儀でお迎えした守護神を元にお返しする行事です。
  10. 直会(なおらい)の儀・・・神餞のおみきを関係者でいただく行事です。

地鎮祭で注意したいことなど

■玉串奉奠(ほうてん)の作法について

  1. 神主から玉串を受け取り、神前の玉串案(台)のところまで進み玉串を持ったまま一礼します。次に玉串の根元を右に回し、祭壇の方に根元をむけて台におきます。
  2. 二拝(頭を深く二度下げる)
  3. 二拍手(二度手をたたく)
  4. 一拝(頭を深く一度下げる) 参列者に軽く頭をさげ自席に戻ります。

■地鎮祭の日程

地鎮祭の日程は、大安、友引の六曜にも地鎮祭の吉日もあります。暦の、二十八宿、十二直を参考にしてください。建設関係の祭事は三隣亡(さんりんぼう)の避けた法がよいといわれています。

■地鎮祭での服装

地鎮祭の終わったあとはご近所に迷惑かかる場合があるので、施工業者と施工主が手土産を持ってご挨拶をするといいでしょう。手土産はお菓子や日用品でかまいません。業者で用意してくれるところもあるので確認してみましょう。

■地鎮祭後の挨拶

地鎮祭の終わったあとはご近所に迷惑かかる場合があるので、施工業者と施工主が手土産を持ってご挨拶をするといいでしょう。手土産はお菓子や日用品でかまいません。業者で用意してくれるところもあるので確認してみましょう。

■地鎮祭をやらないケースもあるけれど・・・

最近では地鎮祭をやらない方も多いようですが、地鎮祭は一生のうちに何度も経験できるものではありません。経験してみるのもいいと思います。地鎮祭はほとんどの施工主のみなさんは初めての方が多いのでわからないことだらけです。悩んでいないで遠慮せず業者さんなどに相談して、ぜひとも良い家を建ててくださいね!

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