定年退職
定年退職(ていねんたいしょく)とは、会社員が一定の年齢に達することで、その職場からはなれることです。たいていは60〜65歳で定年退職となります。もうすぐ団塊の世代が大量に定年退職をむかえます。そのさい、定年退職の挨拶などすることがたくさんありますよね。また、定年退職するひとを見送る側も、贈物などをしなければなりません。その際のマナーなど、みなさんは知っていますか?定年退職の挨拶
定年退職をむかえるさいには、それまでお世話になった人たちにたいして、挨拶状を送るのがマナーです。挨拶状にはいくつかの文例があります。謹啓(きんけい)などの時候のあいさつではじまり、定年退職の挨拶を述べたあと、敬具(けいぐ)でむすぶのが一般的です。このような文例にこだわらずに、自分の言葉であいさつすることもあるでしょう。いずれにしても、定年退職の挨拶とこれまでの感謝のきもちを伝えなければなりません。一般的に、定年退職の挨拶状には、最低限以下の事柄について書くのがマナーです。
■定年退職の挨拶状1・日付
マナーとして「何年・何月・何日」に定年退職をむかえたのかは、挨拶状にかならず盛り込まなければなりません。
■定年退職の挨拶状2・会社名
たとえ同じ会社に何十年勤続しつづけていたとしても、逆に短い期間の勤続でも、退職する「会社名」はかならず記載しましょう。
■定年退職の挨拶状3・勤続年数
定年退職したさいに、つとめていた会社に何年間在籍していたのかを書き入れましょう。そのさい「約〜年」というおおざっぱな表現はさけ、「何十何年」と正確に書きましょう。
■定年退職の挨拶状4・今後の抱負
定年退職後はどのような人生設計をかんがえているのか、大まかでもいいのでくわえましょう。たとえば、「しばらくはのんびりしようと思っています」、「パソコン教室に通うつもりです」などの文例がよくつかわれます。
■定年退職の挨拶状5・感謝の気持ち
最後に、お世話になったひとたちへの感謝の気持ちをくわえてください。定年退職の挨拶状はあくまでも、お世話になった人に対する、「今までありがとうございました」という感謝のしるしなのです。
定年退職のお祝い
定年退職をむかえるひとには、これまでの感謝の気持ちをこめてお祝いのプレゼントをしなければなりません。このプレゼントのさい気をつけるのは、消耗品をなるべく避けることです。飲み物や食べ物のように、すぐになくなるものはいけません。長いあいだ残るような贈物がふさわしいといえます。では実際には、記念品・祝品(いわいひん)にはどのようなものがふさわしいのでしょうか。いくつかの定番がありますので紹介します。
■定年退職の贈物・ガラス製品
定年退職の記念品として「フォトフレーム」や「グラス」をおくるケースがよくあります。いずれも長くつかえるうえに美しい記念品ですよね。
■定年退職の贈物・盾
定年退職のお祝いに、記念として会社のなまえの入った盾などを送るばあいもあります。ふつう、めったなことでは盾などをもらう機会はありませんよね。そのため、もらったほうもよい記念品になるのです。
■定年退職の贈物・時計
定年退職のさいに、時計を記念品として送る場合もあります。時計のなかでも「懐中時計」の人気が高いといえます。いずれも、長い間身につけることができるプレゼントですよね。
定年退職者の送別会
どんな会社でも、定年退職するひとを送り出す送別会はかならず開かれます。一般的には飲食店よりも、ホテルなどの小さな会場を貸し切って行われる場合が多いといえます。このような送別会は普通の宴会とはすこし趣向が異なります。とくに注意しなければならない点を紹介します。
■定年退職者の送別会のポイント1・ハメをはずさない
宴会となるとどうしても、ハメをはずして盛り上がりたくなるものです。しかし、この場合定年退職を迎える人への感謝とお祝いのための会ですから、くれぐれも程度をわきまえましょう。
■定年退職者の送別会のポイント2・記念品贈呈
会の最後に近づいたら、定年退職するひとへ記念品を送るのが一般的です。そのさい、普通は花束やメッセージカードも一緒につけます。
■定年退職者の送別会のポイント3・挨拶
会の最後はかならず定年退職する人の挨拶でしめましょう。会の主役はあくまで定年退職する人です。どうすれば気持ちよく定年退職できるかを、優先的に考えてあげてください。そのようなお祝いの気持ちが、なによりの贈物なのです。