ウクライナ
私の母校には以前、ウクライナ出身の先生がいました。その先生はブロンドとも言い難い、何とも言えないキレイな髪の色なのですが、そういう髪の色はウクライナ人独特のものだと教えてくれたことがあります。サッカーやフィギュアスケートなど特にスポーツ界には世界的に活躍しているウクライナの選手が大勢います。一方、ウクライナの国については知らないことも多いですよね?この機会にウクライナ語や生活習慣のことを少しでも紹介できればと思います。
ウクライナって、どんな国?
ウクライナはロシア、黒海、ハンガリーやポーランド、スロバキア、ルーマニア、モルドバ、ベラルーシに国境を接している東ヨーロッパの国です。スラブ系の民族が住んでいて、今もポーランドなどの東ヨーロッパ周辺の国々の文化を多く取り入れています。そのおかげでウクライナは昔から旧ソビエト連邦の中でも割と発展していたんですよ。24の州とクリミア半島にある1つの自治共和国、2つの特別市からなっているウクライナ。長い間、ロシアの一部とされていたウクライナが独立国家となったのは、ソビエト連邦崩壊後の1991年のことでした。
ウクライナ基本データ
■ウクライナの地理
黒海の北に位置しています。ウクライナの半分は平野で、ポレーシエ湿地、ドネツク丘陵、カルパチア山脈などがあります。特に中央部と南部の平野は肥沃な黒土が広がっています。また、ウクライナを流れるドニエプル川は水道水や水力発電をはじめ、水上交通にも使われているんですよ。
■ウクライナの面積
60万3700平方キロメートル(日本の約1.6倍)
■ウクライナの人口
約4800万人(2004年現在)
■ウクライナの首都
キエフ
■日本との時差
時差はマイナス7時間になります。たとえば日本が昼12時なら、ウクライナは朝の5時です。サマータイムの時期は6時間になります。
■ウクライナの気候
ウクライナの北部や西部は降水量が多いですね。南東部は乾燥地帯、クリミア半島は比較的温暖な気候です。
■ウクライナの民族構成
人口全体の80パーセントがウクライナ人です。続いて、ロシア人、ベラルーシ人、モルドバ人、クリミア人、タタール人、ブルガリア人、ハンガリー人、ルーマニア人、ポーランド人、ユダヤ人などとなります。
■ウクライナの言語
ウクライナ語、ロシア語。西部地域ではウクライナ語を話す人が多く、東部地域とクリミア自治共和国ではロシア語が使われています。ウクライナ語とロシア語、両方の言語を話すことができる人も少なくありません。
知っておきたいウクライナ情報
■ウクライナに行くには?
ウクライナに行くために知っておかなければいけないことを挙げてみますね。
- ビザ
- 航空便
2005年8月から日本人がウクライナに入国する際には、ビザ不要と決定されました。ですが、現在のところ、まだ実現には至っていないようです。ということで、ビザ取得の詳細は在日本ウクライナ大使館に聞いてみましょう。また海外の大使館でウクライナのビザを取得するのも、すごく時間がかかって難しいと聞いています。
残念ながら現在、日本とウクライナ間の直行便はありません。なので周辺の国で飛行機を乗り換えなければならないのです。キエフではヨーロッパ各地からの飛行機が発着していますよ。ここで日本とウクライナに連絡をもつ航空会社を紹介します。
アエロフロート・ロシア航空、ウズベキスタン航空、オーストリア航空、トルコ航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザ・ドイツ航空
■ウクライナ生活情報
海外転勤や出張、留学に旅行など、みなさんがウクライナに行き、そこで生活する理由は様々です。そこで、ウクライナでの生活に欠かせない基本情報を紹介しましょう。
- ウクライナの通貨
- ウクライナの郵便
- ウクライナの通信
- ウクライナの水
通貨単位はグリヴナで補助通貨はカペイカです。1ドルは約5グリヴナになります。
郵便事情はあまりよくないので、大事な荷物をEMSなどを利用したほうがいいでしょう。一般の航空便郵便は日本までハガキが2.13グリヴナ、20gまでの封書が3.33グリヴナです。ロシアなどと同様に届くまで3週間ほどかかる場合もあります。
ウクライナは通信に関しても郵便事情と同じようなことが言えますが、パソコンについては若い世代を中心に普及しています。通信事情が改善していけば、インターネット人口なども今後増えていくことでしょう。
水道水はそのままでは飲めません。十分に沸かしてからなら飲めないこともないですが、ミネラルウォーターを買うことをおすすめします。
ウクライナを旅行しよう!
ウクライナに旅行に行こうと計画を立てているあなたに、おすすめの観光スポットを紹介したいと思います。
■聖ソフィア大聖堂(キエフ)
博物館になっていて内部を見学することができます。トルコのイスタンブールにある同名の大聖堂をモデルに11世紀に建てられました。大きなモザイク画やフレスコ画、精巧な装飾が目を引きます。世界遺産にも登録されているんですよ。
■クリミア半島
クリミア半島はウクライナのほかの地域よりも暖かいですね。昔は温暖な気候とおいしい空気、美しい景色に魅せられた貴族たちのリゾート地として栄えました。今は観光名所の一つになり、たくさんの旅行客が訪れます。
■ポチョムキン階段(オデッサ)
ウクライナ最大の港町オデッサの名所の一つになっています。1873年に作られた、長さ147メートルの階段です。下から上を見上げると階段だけが見えて、逆に上から下を見下ろすと踊り場だけしか見えません。いかに急な階段かということが分かりますね。