おたふく

おたふくは一般的には、おたふく風邪とも呼ばれる病気です。医学的には流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)といいます。おたふくは予防接種を受けない限り、誰でも一生のうちで一度は必ずかかる病気です。おたふくにかかると、数日の潜伏期間の後、耳の下が腫れて痛みを感じるようになります。


おたふくの原因

おたふくは、おたふく風邪ウイルスにうつるとかかります。唾液腺でおたふく風邪ウイルスが繁殖し、その後、おたふくの諸症状をもたらします。

おたふくウイルスの潜伏期間

おたふく風邪ウイルスにおかされてから、おたふくの症状が現れるまで、5日間程度の潜伏期間を要します。この5日間の潜伏期間中に、唾液腺の中でおたふく風邪ウイルスが大繁殖をし、その結果おたふくになってしまうのです。

おたふくの症状は

おたふくは、おたふく風邪と呼ばれるくらいなので、風邪によく似た症状を発症します。おたふくの症状はいずれも他の病気と比べて、強い症状をもたらすという特徴があります。

■おたふくの症状1・腫れ

おたふくにかかると、耳の下やあごの下などに強い腫れがあらわれます。最初は左右のうちどちらか片側しか腫れませんが、1〜2日で両側が腫れてきます。

■おたふくの症状2・痛み

おたふく風邪にかかると、耳の下などの腫れとほぼ同時に、強い痛みを感じます。この痛みのために、酸っぱいものや辛いものを口に出来なくなるほどです。事実おたふくにかかると、医師からこのような食べ物は禁じられます。

■おたふくの症状3・発熱

おたふくにかかると、発熱も伴います。発熱後1週間ほどの間、高熱が続きます。この強い発熱により、頭痛や吐き気、腹痛にも見舞われます。

おたふくと大人

通常おたふくにかかるのは、子供の時代に一度だけです。子供の時におたふくにかかると、たいていは耳の下の腫れや痛み、発熱などだけで済みます。しかし大人になってからおたふくにかかると、これらの症状に加えて、たいへんつらい症状が起こります。

■大人のおたふくの症状1・症状の深刻化

大人になってからおたふくにかかると、腫れや痛み、熱が非常に大きなレベルで起き、しかもそれらが長期化します。

■大人のおたふくの症状2・後遺症

大人になってからおたふくにかかると、一生の間残るような後遺症に見舞われる可能性が高くなります。具体的には男性の場合、生殖機能が失われる可能性があるのです。

おたふくと予防接種

大人になってからおたふくにかかると、一生の間残るような後遺症に見舞われる可能性が高くなります。具体的には男性の場合、生殖機能が失われる可能性があるのです。

おたふくの治療

医師がおたふくにかかった患者を治療する場合には、以下のふたつの方法を採用しています。たいていのおたふく風邪は、この治療で症状の緩和が望めます。

■おたふくの治療1・くすり

普通は各種抗生物質や解熱剤などで、おたふくの治療を行います。これらのくすりは、注射や点滴で患者に接種されます。

■おたふくの治療2・ライフサポート

おたふくにかかるとその期間、外出はもちろん、おたふくにかかったことのない人との接触は一切できなくなります。おたふくは風邪と同じく、人にうつるためです。ですからおたふくにかかると、おたふく風邪の患者は、極めて孤独な生活を余儀なくされます。このような、おたふくにかかった期間の患者のライフサポートは、おたふく風邪治療には欠かせません。

おたふくを未然に防ぎましょう

おたふく風邪は症状がきつく、人にうつりやすいという特徴があります。そのためおたふく風邪患者は、ひとりっきりの生活を余儀なくされます。ですからおたふくにかかった場合、本人の治癒努力はもちろんのこと、周囲の人間の協力も欠かせません。また、子供のうちにおたふくにかかると、それほど心配はありませんが、大人になってからのおたふく風邪は、かなりキツい後遺症を残す可能性があります。そうならないためにも、子供のうちに時期をみて、おたふく風邪の予防接種を受けることをお勧めします。

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