海王星

海王星は太陽から数えて8つめの惑星で、1846年に発見されました。天王星のりろん上の公転の通り道が、実際の観測(かんそく)とちがう結果だったことから、天王星の外側にまだ発見されていない惑星があるとして、海王星が発見されました。しかし、海王星は地球からとおくはなれていたため、なかなか観測ができませんでした。海王星とは、どんな惑星なのでしょうか。


海王星ッテドンナ惑星?

■海王星のとくちょう

太陽を1mのもけいだとすると、海王星は卓球のピンポン球くらいの大きさになります。海王星の大気は水素80%、ヘリウム19%、メタン2%の成分でできています。ガスでできた木星型惑星なので、大気中は時速2.000kmの強い風や嵐がふぶいています。

木星や土星にはアンモニアがふくまれ、はでな色をしていますが、天王星や海王星は、水素やヘリウムでできた大気の下に、水がいっぱいある層(そう)があって、アンモニアが水にとけこんでいます。そして、メタンが残り、メタンが赤い色をきゅうしゅうして青く見えるのです。

天王星も海王星も青い色をしていて、どちらも同じような大きさで小さな惑星ですが、天王星のほうが重くできています。木星や土星は水素とヘリウムが主成分ですが、天王星と海王星は水が主成分です。


■海王星のデータ

  • 海王星の半径(はんけい):2万4764km(地球の3.9倍)
  • 海王星の質量(しつりょう):地球1に対し、17.22
  • 海王星の地表の温度(おんど):−193℃〜−153℃
  • 海王星の気圧(きあつ):1.01気圧
  • 太陽(たいよう)から海王星までの距離(きょり):45億440万km
  • 海王星の公転周期(こうてんしゅうき):165年
  • 海王星の自転周期(じてんしゅうき):16時間
  • 海王星の衛星(えいせい):13個
  • 海王星の環(わ):うすい5本の環

海王星ノ見ツケカタッテ?

海王星は8等星くらいの明るさの惑星です。地球からはなれた位置にあるため、地球の1/1000の明るさです。あらかじめ、海王星がどこに見えるかを確認し、明るい星をたどりながら、海王星を見つけるようにします。

なるべく高い倍率の天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)で見るようにしましょう。海王星と見つけることができたら、衛星トリトンも見ることができますよ。


海王星ニマツワル神話ッテ?


海王星は、英語で「ネプチューン」といいます。海の神さまで、ギリシャ神話ではポセイドンになります。ポセイドンはクロノスとレアの子供で、ゼウスと兄弟になります。ポセイドンは気が変わりやすく、タコ、イカ、クラゲなど、つぎつぎと海のかいぶつを作りました。

ある時、ポセイドンはデメテルに恋人になれ、とせまりました。デメテルは「海の生き物ではなく、陸の美しい生き物を作ってください。」と言いました。すると、ポセイドンは美しい馬を何十頭と作り上げたのです。しかし、ポセイドンは、馬を作ることにむちゅうになって、デメテルのことはすっかり忘れてしまいました。ポセイドンはうつろいやすい、海の波みたいな神さまなんですね。


海王星探査機ボイジャー2号ッテドンナモノ?


■海王星の環(わ)


1989年にボイジャー2号が初めて海王星の観測をおこないました。ボイジャー2号によって、海王星には、うすい5本の環(わ)があることがわかりました。環の名前には、海王星を発見した、ガレ、ルベリエ、アダムス、衛星トリトンの発見者ラッセル、パリ天文台長のアラゴの名前がついています。


■海王星のなぞ


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