餅つき機
別になくても困らないけれど、あると大変便利なのが餅つき機です。今では一年中スーパーなどで買えるお餅ですが、やっぱりつきたては、お米の風味と柔らかい中にも腰のある食感がなんとも言えません。餅つき機があればお正月だけではなく、一年中つきたてのお餅が食べられます。また、最近の餅つき機には、お餅をつくだけではなくそのほかの機能も充実質していますから、いろんな使い道があります。
餅つき機色々
餅つき機といってもいくつか種類があります。業者さんが使う、杵が上からドスンドスンとひたすらつき続ける業務用の専用機械から、一般のご家庭で手軽に使える5合サイズの餅つき機までいくつかの種類に分けられます。
■業務用餅つき機
業務用餅つき機にもいくつか種類があります。一番大型のものは油圧を利用したプレス型でプラスチック製の杵がひたすら上下動を繰り返しているもので、一般のご家庭にはあまり縁の無い餅つき機です。一般のご家庭でも使える業務用餅つき機はタイガー製の3升用餅つき機「つく専用力じまん」です。この「つく専用力じまん」は名前の通りつく専用の餅つき機ですので、もち米を蒸す蒸篭を用意してください。
■一般家庭用餅つき機
一般家庭用といってもお餅をつく量や、餅つき以外の機能を重視する場合など、それぞれの用途によっていくつかの種類に分かれます。
- お餅の量重視の餅つき機
- お味噌も作れる餅つき機
- 機能満載の餅つき機
大家族のご家庭や、お餅を沢山つかなければならない場合は3升サイズの餅つき機が良いでしょう。水に6〜8時間浸したもち米を用意すれば後は機械が「蒸す」「つく」をやってくれるタイプのものが多いようです。また送風しながらつくことでお餅に「こし」が出るよう工夫されたものもあります。タイガー製の「力じまん3升」や、みのる産業製の「きねもち」などはこのタイプです。
お餅の量もある程度つきたいし、でもそれだけでは不経済だと思われている方は2升サイズのものがよいでしょう。2升サイズの餅つき機には「蒸す」「つく」はもちろんのこと「こねる」機能がついているものが多く、大豆を用意すればお味噌も作れてしまいます。タイガー製の「力じまん2升」、東芝製の「もちっ子2升」などはこのタイプです。
お餅の量は少なくていいから、いろんな調理に使いたいという方には1升タイプの餅つき機がいいでしょう。「蒸す」「つく」「ねる」に加えてパン生地も作れる「発酵モード」が搭載されている東芝製の「もちっ子・生地職人」や、ナショナル製「ホームベーカリー」がこのタイプです。その他にも独自のディンプル加工のうすが搭載され、うすでついたようなお餅のコシが味わえるタイガー製「力じまん1升」や、象印製「力もち」などがあります。
硬くならない餅のトリビア
昔の人は「お餅が冷めても硬くならないつき方」を知っていると聞きました。それはどんな方法かと言うと「つきあがったお餅を水で冷やしてもう一度つき直す」のだそうです。原理は、つきあがった直後のお餅は熱いため、そのまま空気中でお餅を冷ますと熱によってお餅の中の水分が蒸発して硬くなりやすいけれども、水の中で冷やせばお餅の中の水分は蒸発しないからだそうです。だったら餅つき機でもそれをやれば、冷めても硬くならないお餅がつけるのではないでしょうか。実践した方がおられるようなので、紹介します。
- 普通に餅つき機でお餅をつきます。
- たらいに水を入れておき、つきあがったお餅を素早くたらいの水に投入します。
- お餅の厚さを均等に伸ばしながら人肌の温度まで冷やします。
- お餅が人肌まで冷めたらもう一度餅つき機で5分くらいつきます。
水で冷やして2回餅つきをすることで、硬くなりにくいお餅ができるんですね。
その他にも、ヨモギ餅は硬くなりにくいだとか、お餅をついている途中で餅粉を入れると硬くなりにくい、砂糖を入れると硬くなりにくいなど地方によって色々な工夫がされているようです。皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか。