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ゴミ屋敷

ゴミ屋敷とは、ゴミで外まで山積みになった建物や土地のことをいいます。最近テレビや雑誌で取り上げられるようになりました。多くの場合は、その民家や土地の住人で、孤立している老人や順調に進んでいた人が仕事などで問題を抱えた場合に見られます。その建物の中で暮らす場合と、ゴミをためて違う場所で暮らす場合があります。似ている事例にはネコ屋敷やイヌ屋敷があります。何故このような現象が起きてしまうのでしょうか?

ゴミ屋敷になる原因

高齢者の孤独感から来るゴミ屋敷もありますが、ドアを開けなければ判らないゴミマンション・ゴミ部屋というのもあります。比較的若い人にも見られる現象です。これには、ゴミを出せずにたまっていく・プラスチック容器包装のゴミが増える・収納場所がないなどの原因があります。特徴としては、人を部屋へ招くことがない・一人暮らしなので、気づく人がいない・家に帰りたくないなどが考えられます。

ゴミ屋敷を作る人の心理・状況

  • 孤独感からゴミを集めてしまう
  • とりあえず収集したい・執着心が強い
  • 物が捨てられない・片付けられない
  • 衛生の観念が鈍い・汚いと思わない
  • 体が不自由でゴミを出せない
  • 誰もいない住居に近所の人などがゴミを捨てていく
  • ADHDである

※ADHDとは…多動・衝動・不注意・先延ばしといった行動によって生活に支障をきたすことをいいます。日本では「片付けられない女たち」という本によって、この病気が知られるようになりました。病気か、そうでないかの判断は、生活が困難か?周りに迷惑をかけていないか?で判断されます。問題のない場合は、その人の個性であると判断されます。

ゴミ屋敷による影響

ゴミ屋敷による影響は、悪臭・ねずみや虫の発生・火事・家屋が傷む・病気になるといったことが考えられます。その住居だけでなく、近隣にも迷惑をかけることになります。人為的なものから自然発生のものまで、様々な影響が考えられます。

ゴミ屋敷への対策

■ゴミを撤去する専門業者へ依頼

ゴミが天井まで山積みになっていると、ゴミが崩れてきたり、床にガラスや鋭利なものが落ちている場合もあります。個人の撤去作業では怪我をする、片付ける人がいない場合は専門業者に依頼するのが良いでしょう。片付けたゴミはリサイクルに出されたり、廃棄物として処分場で廃棄されます。予算によって片付けるスタッフの人数やトラックの大きさが決まります。依頼する業者は、しっかりとした方法で廃棄し、プライバシーを守ってくれる業者が良いでしょう。

■地域でゴミ屋敷を作る人の心のケアをする

ゴミ屋敷のゴミを撤去したとしても、ゴミ屋敷を作った人の根本が解決しなければ、またゴミが増えてしまいます。ゴミを片付ける便利屋さんの中には、話し相手になるという仕事もあります。相手の話を聞いてあげるだけでも大きく違うのかもしれません。

■ゴミ屋敷に対する条例

ゴミというものは、不用品のはずなのに、ゴミ屋敷の人にとっては、財産であったり所有物であったりします。住んでいる地域によっては、町を汚す公害としてゴミを片付けたり強制的に動ける対策をとっていますが、本人が同意しないと動けない状態の地域もたくさんあります。ゴミ屋敷は、忙しい現代が生んだ社会問題でもあるので、すぐに対応できるように条例を改正する必要があります。

■不動産屋さんの義務

新しく引越しする場合、近くにゴミ屋敷があった場合、不動産やさんは事前に説明しなければなりません。ただし想像ではなく事実に基づいたもので、明らかに近隣に迷惑をかけている場合になります。ゴミが散らかっているとか、悪臭がするということは説明しなければなりません。また、何km以内で義務が発生するという決まりがありませんので、不動産やさんの解釈によります。引越しを考えている人は、自分から訊けるようにしましょう。

ゴミの片付け

私たちは普段出しているゴミを毎日分別し、決められた日に捨てます。通常、1人あたり1日で1.1kgものゴミを出しているそうです。多いという人もいれば少ないという人もいるでしょう。しかし、それが捨てられないでいると、たまっていって手がつけられなくなってしまいます。大きなゴミは何かの節目だったり年末だったり、何かのきっかけで捨てます。すると、気持ちもすっと軽くなりますよね。ゴミがたまるのは、心に不安や悩みがたまっている状態を映し出しているように思えます。ゴミ屋敷の人も、ゴミを捨てることで新しい生活に踏み切って欲しいものです。

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